めもむず

社畜を辞めてからのんびりWebのお仕事。Web話や就職や好きなこと語るめも。

【読書感想】ビッチマグネット読みました!

お久しぶりですー!
会社と戦ってたら随分時間が経ってしまってました。。

ここは読書感想ブログと化しそうな予感がします。
今回は、舞城王太郎さんのビッチマグネット読了したので簡単に。

ビッチマグネット (新潮文庫)

ビッチマグネット (新潮文庫)

 

「すねなんか好きなだけかじればいいけど……」とお母さんが言う。「心はかじられると、痛いし、辛いし、ねえ、苦しいし……かじられた分、心ってのは削れて減るんだわねえ……」

(ビッチマグネット冒頭より)

 

舞城さんの本は始めてでした。

聞いていた話だと数行で時間がぽんぽんと進んでしまうので、びっくりするよ!と聞いてたのですが、私はあんまり感じなかったです。むしろ綺麗で自然な流れでした。
あ、いかん……。この前「綺麗」って言葉は「本当にそれが綺麗か」ということを表現できない言葉なのだ!みたいなことを聞いたんでした。語彙力。

読む前にインパクトについて聞きすぎていたので、読んでみると普通の家族小説でした。大きな転機はないけど、テンポよく進んでいく感じでしょうか。

これはもっと学生とか、若い頃に読むとよかったのかもしれない……主人公の香緒里の心境にもっと近づけたのかなって。

私は結構転機のあるお話が好きだったりするので、他の舞城さんの本も読んでみたいなぁという感じ。しかしビッチマグネットとはなかなかww

今回本屋には文庫版しかなかったんですが、本当は単行本版の表紙が好きでぜひ手に入れたかった。かわいいしなかなか深いですよね~

 

ビッチマグネット

ビッチマグネット